永代供養とはどういうもの?
宗教法人 東前院では、永代供養を行っていますが、永代供養とはどういうものかをご存じでしょうか。
永代供養(えいだいくよう)は、亡くなった人の魂や供養を永遠に続けることを目的とした供養をご家族や親族ではなく、霊園や寺院などでその供養を行う形のもので、利用される方が増えています。
一般的な供養の形は、亡くなった人の遺骨や遺灰を納めた墓や霊堂を設け、代々の子孫や関係者が供養を継続的に行います。供養は、仏壇や墓地にお参りすることや、お経を唱えること、花や線香を捧げることなど、さまざまな形式で行われます。また、誕生日や命日など特別な日には、特別な供養が行われることもあります。
先祖や故人への感謝や尊重の気持ちを表すとともに、その人の魂が安らかに成仏し、家族や子孫に幸福が訪れることを願うものです。このような供養は、代々続くことから、家族の絆や家族の歴史を守る役割も果たします。
しかし、ライフスタイルや、家族や親族の考え方の変化に伴い、先祖の供養を代々行っていくという風習が変わりつつあり、そこで生まれたのが永代供養です。
永代供養は、個人や親族のお墓をあえて持たず、納骨堂などに遺骨や遺灰を納め、霊園や寺院などが親族に代わり永遠に供養し続ける形のもので、親族はお盆やお彼岸、命日などに関係なくお参りできるタイミングでお参りすることができ、お墓の管理をする必要がないのが特徴です。